クローン病について②
こんにちは。
今日はクローン病の症状について書こうと思います。
病気の場所や範囲にもよりますが、無症状の期間があったりします。
私はまさしくこれで(+_+) ⇒ 後に書きますね!
特徴的な症状は、
腹痛、下痢、血便、発熱、体重減少です。
でも…お腹痛いだけで病院行かないんですよね。
私は北海道から大学進学にあたり上京しました。
上京して早々、定期的に腹痛がありましたが、
もともとこういう体質なんだろう、お腹弱いもんな。と
自己解決して特に病院へ行くことはありませんでした。
そして環境変化に弱いのは自覚していたので
メンタルのせいにして日々を過ごしていきました。
他にも足に腫れができて歩けなくなったりしました。
これは病院へ行きましたが炎症反応が見られただけで
原因追求は3ヶ月かかってもできませんでした。
(今考えるとリウマチのような痛みでした。)
そして3年半、痛みを放置し続け
大好きな飲み会で楽しくお酒を飲んだ次の朝。
冷や汗が出て動けなくなるほどの激痛。
トイレへ直行すると・・・便器が赤い
血便がでたんです。もう真っ赤っていうほど鮮やかな赤で
写メろうかと思ったくらい不思議な光景でした。
私がクローン病と診断されるまでのお話はまた今度詳しく書きますが、
とんでもない腹痛で病院へ行ったり、
血便が出て病院へ行ったり、
痔瘻(肛門部に穴が空き、膿が出てくる)で病院へ行ったり、
病院へ行くきっかけになる症状は様々だそうです。
この他にも、
胆石、口内炎、関節炎、体内での出血による貧血症状などが見られ
これらの症状で病院へかかると分かることもあるようです。
こうしてなんらかのきっかけで受診し、腸炎などが疑われた場合
大腸内視鏡検査を勧められます。
私は、未体験で怖かったので、暫くしぶりましたが
先生、必死の説得。次の日に検査することにしました。
この内視鏡検査についても、追々ご紹介いたします。
クローン病では腸の粘膜に炎症が起こって、
①アフタ (口内炎のような浅い潰瘍)
②不整形潰瘍 (形が整っていない潰瘍)
③縦走潰瘍 (腸の縦方向にできた長い潰瘍)
④敷石像 (腸の粘膜が石を敷き詰めたように見える状態)
などの特徴的な潰瘍が見られます。
クローンフロンティア|クローン病について|クローン病の現状|クローン病とその症状|病変
こちらに潰瘍の写真が載っていますので参考までに。
また長くなったので続きます。
クローン病とは①
クローン病についてお話する前に、消化管のしくみと働きについてお話したいと思います。
消化管とは、口から肛門まで、食べたものが体外へ排出されるまでにたどる器官のことで、
口腔、咽頭、食堂、胃、小腸、大腸、肛門に区別されます。
これらの消化管では、食べたものが消化されたり、
小腸では吸収されやすい形に消化・分解され栄養素の吸収が行われ、
大腸では水分の吸収が行われています。
そして、この口から肛門までの消化管の粘膜に潰瘍・ただれを起こすのがクローン病なのです。
若年層(15歳~の男子が多い)を中心に発症する原因不明の腸疾患
潰瘍性大腸炎(安倍首相でおなじみ)とともに、
炎症性腸疾患 (Inflammatory Bowel Disease : IBD) と呼ばれています。
現在の医療では、完治ということはないと言われております。
原因不明であり、難治性、そのため難病に指定されています。
日本では平成25年度の時点で、39,799人(人口10万人あたり、27人程度)が
クローン病での特定疾患医療受給者証を交付されており年々増加の傾向にあります。
少し難しい話になってしまったので、続きは次回に。
不明なことや間違っていることがあれば教えていただけるとうれしいです(^^)
はじめまして
はじめまして。
今日からやっとこのブログを始めようと思います。
何度か途中まで書きかけをしたまま、
ずっと始めることを躊躇っていたのですが
最近の悩みも、今の生活も、私がずっと悩んでいても仕方ないので
同じ病気や特定疾患の方々のヒントに少しでもなれたらと思い、このブログを始めます。
このブログでは、クローン病について、特定疾患について、食生活や治療、検査について
などを主に書いていきます。診断や経緯についても追追お話できればと思います。
クローン病になって人生が変わった。
診断を受けてからずっと思っていることです。
この言葉の真意は、ブログの中で感じていただければ嬉しいです。
クローン病の方も、そのご家族もお友達も、クローン病を知らない方も、病院関係者の方も
このブログで共感、発見があればうれしいです!
マイペースな更新となりますが、どうぞお付き合いくださると嬉しいです。